PM　竹芝桟橋発

初離島旅へ向けて出発ー！
釣り船や自衛隊の艦は乗ったことがあるのですが、大型客船ははじめてなのです。
乗船人数が多いので、チケットは出発30分前でも確保できました。船内はレストランもあり広々としています。
出航直後、デッキからは東京湾の夜景を楽しむことができます。レインボーブリッジやスカイツリーが綺麗！
特2等室にグレードアップをしてみたら、カーテンで仕切りのあるプライベート空間でリラックス。
6時間半の移動もぐっすり休むことができそうです。

三宅島にて宿泊される場合には、早朝の港に到着後にお宿の方にお迎えをお願いすることが可能です。また、三宅島のお宿には早朝到着後に仮眠休憩（アーリーチェックイン）できるシステムもあり、体を一旦休めてから行動することができます。
詳細につきましては、三宅島観光協会へお問い合せください！

AM5:00　三池港着

三宅島の三つある港のどの港に入港するのかが決定するのは、当日の午前3時半ごろ。
この日の到着港は「三池港」でした。劇中で描かれていたのは「錆ヶ浜港」でしたね。
この日の日の出は午前6時半頃だったので、到着した時は真っ暗。でもかすかな匂いから自然の多さを感じとることができます。
島内移動についてどうしようかと途方に暮れているところ、村営バスの運転手さんが声をかけて下さいました。毎朝定期船から降りて来られるお客様の為に、定期船到着港に臨時バスが待機してくれています。宿泊者でなくても利用OKで美味しい朝食が出るホテルがあるとのこと聞いて、早速。バスに乗り込みます。やったー！

AM5:30～7:00　ホテル海楽

「錆ヶ浜港入口」で下車。斜め向かいにある「ホテル海楽」へ。
釣り人向けでもあるこちらのホテルは早朝から賑わっています。ロビーでは仕掛けがたくさん販売してあり冷蔵庫も完備。私も釣りがしたくなってきちゃいます。
朝食は午前5時半からでバイキング形式です。煮物やお肉、魚の干物など品数が多いのが嬉しいです。寒さで冷えた体に味噌汁が染み渡ります…っ！食後の珈琲を飲みながら迎えた日の出。窓からは海も見えて感動です！

錆ヶ浜港散策

明るくなってきたので活動開始です！観光協会のオープンまでまだ時間があるのでそれまでは近場を歩いて散策。
まずはホテルからすぐ近くの錆ヶ浜港。漁師さんたちの船がたくさん停泊しています。
グーーーッドモーニング三宅島ーーっ！！

AM8:15　富賀神社

静岡県の三島大社の総社とも言われている、富賀神社へ。伊豆諸島の創生主である事代主神を祀る神社です。三宅島はたくさんの神社を目にする事ができます。
一本道ですが坂道が多いので結構いい腹ごなしに。
見たことのない草木や花、鳥のさえずりを聴きながらゆっくり歩くのって贅沢な時間♪

AM9:00　三宅島観光協会

三宅島観光協会では電動アシスト自転車をレンタルすることができます。事前の予約が必要になりますので、出発前に問い合わせをしておきましょう。島を一周するのに約3時間ほどだそうですが、じっくり見るのなら時間がかかるので今回は阿古地区を中心に見て回ることにしました。

メガネ岩

まずは絶景スポット「メガネ岩」へ。自然のすさまじさを感じる事ができます。かつては2つ穴が開いていたそうなのですが今は片眼鏡です。溶岩だらけの場所に佇んでいると、この世の果てに迷い込んでしまったような不思議な感覚になります。そして、“あの”阿古駐在所も発見！

AM10:30　ティー・ハウス　ノン・ノ

「ティー・ハウス ノン・ノ」でひとやすみ。劇中では、めぐみの実家・みつわ旅館のモデルとなった「ヤマノベ旅館」に併設されている喫茶店。大型のワンちゃんがお迎えをしてくれます。
「明日葉ミルク」を注文してみたら店主が庭先に摘みに行ってくれました。摘みたてフレッシュな明日葉でないとあざやかな緑の色が出ないんだそうです。
お店のお母さんのご厚意でお隣の旅館も見学させて頂きました。

AM11:30　大路池

さらに東へ！ポスタービジュアルに描かれている「大路池」北桟橋まで見に行けるかなと頑張って自転車を走らせます。坂道が多く、電動アシスト自転車で本当に良かった…！入口までは行けたのですが、階段を下っている途中でタイムリミットー！無念ですが今回はひきかえします。ぐぬぬー！

PM12:00　ふるさとの湯

どうしても行きたいところがあったのです。それは…「ふるさとの湯」！アニメでも度々登場する温泉施設です。
時計とにらめっこしながらの入浴。滞在時間は15分！塩分強めのサンドカラーの泉質です。
入浴しながら三宅島の海を一望しました。体はぽかぽか。今度はゆっくり入りたいな。

AM12:30　自転車返却

PM13:00　cafe691

自転車を返却し帰りの船が出るまであと少しの時間を楽しみます。一日一便の船は波や気象の影響で船着き場が変わります。観光協会でチェックをし（HPからも確認できます）タクシーが来るまで近くにあるオシャレなカフェ「cafe691」で珈琲タイム。お土産の可愛い手ぬぐいもゲットです！マスターがつうかあを毎週楽しみに見て下さっているそうで、2007年に実際に三宅島行われたニーラーレースのイベント「チャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバル」の写真も見せて頂きました。
タクシーの運転手さんは元々ダイビングの案内人として三宅島によく来ていたそうなのですが、三宅島に移住してきたそうです。時間がゆっくり流れる三宅島、移住したくなっちゃう気持ちとってもわかります！竹芝へ戻る定期船出帆港・伊ヶ谷港に到着したのが、出航の5分前！バタバタしていたチケット売り場から船の目の前まで乗せて下さいました。因みに、竹芝への定期船上り便出帆がどの港に決定するのかも当日の11時ごろです。

13:40　伊ヶ谷港　出航！

あっという間の三宅島観光もいよいよ終わり。帰りは2等席にしたのですが、広々した大部屋にテレビもあって快適でした。土曜帰りはけっこう穴場なんだそう。日曜帰りは釣り人が釣った魚とお酒で酒盛りをわいわいしているそうです。船内のレストランには「明日葉カレー」が！遠く見えなくなっていく三宅島を眺めながら、ほろ苦い明日葉カレーを食べて三宅島の旅を締めくくりました。